検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 20 件中 1件目~20件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

口頭

地球規模のヨウ素-129海洋拡散シミュレーション

中野 政尚; 武石 稔

no journal, , 

海洋環境放射能による長期的地球規模リスク評価モデル(LAMER)を開発し、これまでに地球規模のH-3, Cs-137, Pu-239, 240三次元濃度分布を計算によって再現してきた。今回、I-129について再処理施設,大気圏内核実験等からの放出を考慮し、地球規模の海水中三次元濃度分布を計算し、検討した。2005年における表層海水中I-129濃度計算値においては、北大西洋の濃度が比較的高く、太平洋では2$$sim$$3桁低い濃度が計算された。また、起源別にI-129濃度を調査したところ、北西太平洋においては欧米の再処理施設からの大気放出からの寄与がほとんどを占めていると計算された。しかしながら、計算値は実測値と比べると半分程度の濃度しか得られず、考慮した放出源のほかにも大きな放出源が存在することが推察された。

口頭

ICRP2007年勧告に基づく外部被ばく線量換算係数の計算; 全体計画

遠藤 章; 佐藤 達彦; Petoussi-Henss, N.*; Zankl, M.*; 仁井田 浩二*

no journal, , 

国際放射線防護委員会(ICRP)2007年基本勧告では、実効線量の評価に対し、放射線荷重係数の見直しなど、幾つかの変更がなされた。これらの変更を反映し、従来の原子力,放射線取扱施設における放射線防護のみならず、航空機乗務員,宇宙飛行士の宇宙線被ばくの防護に供するために、ICRP第2専門委員会タスクグループDOCALは、幅広いエネルギーのさまざまな放射線に対する外部被ばく線量換算係数の計算を進めている。本発表では、この計算作業の全体計画,DOCALの作業グループの一員として発表者らが担当する計算の進捗状況及び今後の予定を述べる。DOCALが取りまとめる新しい線量換算係数は、現在利用されている外部被ばく線量換算係数データ集の改訂版,航空機乗務員や宇宙飛行士の防護に関する報告書等により提供され、放射線防護分野で広く利用される。

口頭

日本人ボクセルファントムによるCT診断時の線量評価システムの開発,2; 放射線輸送計算コードを用いたCT撮影における線量評価

高橋 史明; 遠藤 章; 佐藤 薫; 長谷川 隆幸*; 勝沼 泰*; 小野 孝二*; 吉武 貴康*; 伴 信彦*; 甲斐 倫明*

no journal, , 

現在、CT診断による被ばく線量の計算では、放射線輸送計算で解析した臓器線量を利用している。近年の計算機技術の発達は、種々のCT装置のX線管(線源)や人体をより適切にモデル化して、臓器線量を解析することを可能とした。開発中のCT診断時の線量評価システムWAZA-ARIでも、最近の放射線輸送計算技術を利用して臓器線量を解析する。その中で、従来用いられてきたMIRDファントムと、日本人の成人男性に基づくJMファントム(ボクセルファントム)を用いて、人体モデルの差異が臓器線量の解析へ与える影響を解析した。その結果、腹部領域のCT診断を模擬した条件について、2つのファントム間で線量が比較的よい一致を示した臓器が多くあった。一方、骨組織などでは、MIRDファントムでの形状や材質の簡略的なモデル化に起因する線量の差異が確認された。

口頭

イメージングプレートの現場放射線管理への適応について,1; 固着性汚染分布への適応

薄井 利英; 高嶋 秀樹; 齋藤 圭; 田川 博; 伊藤 公雄; 江森 修一

no journal, , 

固着性汚染の測定では、サーベイメータによる直接測定法が一般的であるが、測定場所の空間線量当量率が高いために直接測定法で評価することが困難な場合がある。そこで今回、イメージングプレート(以下、IPという。)を用いて放射線作業環境中における固着性汚染分布の測定,評価への適応を目的とする試験を実施した。IPの基礎特性試験として、IP測定面の感度均一性,測定値の再現性やフェーディング特性を確認した。また、測定対象に核燃料物質等を取扱う施設の汚染されたグローブ手部を用いた。測定の結果、IP測定面の均一性は、読み取り装置に起因し、一部の位置で約20%程度低くなることがわかった。また、測定値の再現性及びフェーディング(Cl-36 75.4Bq/cm$$^{2}$$で10分暴露、暴露後60分)は、それぞれ約5%,約1%以内と非常に良かった。グローブ手部は、汚染分布や相対的な強度を確認することができ、サーベイメータによる固着性汚染の分布や相対強度の評価が難しい測定環境下でも、IPを用いることで評価が可能となり、作業者の被ばく低減対策のための効率的な汚染除去や最適な放射線防護措置の検討に適応できるものと考える。

口頭

$$alpha$$$$cdot$$$$beta$$線同時測定型体表面モニタの開発

伊東 康久; 秋山 聖光; 百瀬 琢麿; 田口 静雄*; 石井 慎哉*

no journal, , 

身体の広い範囲の$$alpha$$線と$$beta$$線を同時に検出することができる体表面汚染検査用のモニタを開発した。本モニタの検出器は、ZnS(Ag)シンチレータ+プラスチックシンチレータを用い、検出面と身体の密着性を向上させるため、湾曲型検出器(10ch)と平面型検出器(4ch)を組合せた一体型の構造とした。性能試験はJIS:Z4338に準拠し、線源依存性,エネルギー特性,警報精度,シーケンス検査,他の放射線による影響,電源電圧の変動に対する安定度等の試験を実施した結果、JISに示されている性能を満足する結果が得られた。

口頭

ICRP2007年勧告に基づく外部被ばく線量換算係数の計算; 中性子・陽子の換算係数

佐藤 達彦; 遠藤 章; Petoussi-Henss, N.*; Zankl, M.*; 仁井田 浩二*

no journal, , 

国際放射線防護委員会(ICRP)2007年基本勧告では、実効線量の評価に対し、放射線荷重係数の見直しなど、幾つかの変更がなされた。これらの変更を反映し、従来の原子力,放射線取扱施設における放射線防護のみならず、航空機乗務員,宇宙飛行士の宇宙線被ばくの防護に供するために、ICRP第2専門委員会タスクグループDOCALは、幅広いエネルギーのさまざまな放射線に対する外部被ばく線量換算係数の計算を進めている。本発表では、原子力機構が計算を担当している中性子及び陽子被ばくに対する実効線量換算係数の計算結果、及びその値を1990年基本勧告に基づく値と比較した結果について報告する。

口頭

ICP-MSを用いた尿中ウラン迅速分析法の開発

河野 恭彦; 檜山 佳典; 渡辺 均; 武石 稔

no journal, , 

原子力機構核燃料サイクル工学研究所では、放射線業務従事者の内部被ばく管理の一環として、作業者のバイオアッセイ(ウラン)を実施している。これまで水谷らがその詳細なバックグラウンド濃度(核種:$$^{235}$$U, $$^{238}$$U)を報告してきた。今回天然に多く存在する$$^{238}$$Uに着目した。迅速かつ正確な尿中$$^{238}$$U濃度を得るため、可能な限り分析に用いる尿の供試量を減らすとともに、誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)やフッ素樹脂製実験器具を用いた高感度簡便分析法について検討した。本方法を用いて、核燃料サイクル工学研究所の放射線業務従事者の尿中ウランのバックグラウンド濃度を測定したので報告する。

口頭

消化器系の解剖学と生理学

佐藤 薫

no journal, , 

国際放射線防護委員会(ICRP)は、2006年、従来内部被ばく線量評価に用いられてきた胃腸管モデルに代わる人消化管モデルを、ICRP Publication 100「Human alimentary tract model for radiological protection」として刊行した。日本保健物理学会は、学会員における同モデルの理解を深めるため、2007年4月に「ICRP新消化管モデル専門研究会」を発足させ、2年間活動を行った。本発表は、学会員への情報提供を目的に、本専門研究会の活動の成果を報告するものである。発表者は、ICRP Publication 100の第2章の内容である同モデル構築の基礎となった人消化管の解剖生理学的特徴について紹介・解説する。

口頭

過渡臨界実験装置TRACYを用いた臨界警報装置の作動試験

吉田 忠義; 辻村 憲雄; 石井 雅人*

no journal, , 

日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所では、不慮の臨界事故に備えて、臨界警報装置を再処理施設等に設置している。そのほとんどが$$gamma$$線検出器を用いているが、一部、鉄遮蔽がなされた区域における検知のため、$$gamma$$線検出器を応用し、$$gamma$$線と中性子の両放射線を弁別せずに検出する臨界警報装置用検出器を開発した。そこで、原子力科学研究所過渡臨界実験装置TRACYを用いて、臨界事故を模擬したパルス状放射線を照射し、検出器出力の追従性及び大線量照射時における過負荷特性の評価を含む、作動試験を実施した。その結果、炉出力の時間変化に対して、検出器出力信号の時間遅れは見られず、パルス状$$gamma$$線に対し適切に応答することがわかった。また、IEC60860における過負荷作動試験の要件である1kGy/h以上の線量率下でも適切に作動することを確認した。本検出器と同形式のものが、既に再処理施設に設置されており、平成21年度から運用開始予定である。

口頭

MOX燃料取扱いグローブボックス周辺における中性子エネルギー及び方向分布のモンテカルロ計算

辻村 憲雄; 吉田 忠義

no journal, , 

MOX燃料製造工程の大型グローブボックス設備について、モンテカルロ計算によって、設備周囲の作業位置における中性子のエネルギー分布と方向分布を計算し、位置によるスペクトルの変化や、実用量と線量計指示値との関係等について考察した。その結果、個人線量当量等の実用量は、実効線量を保守的に評価することが確認された。

口頭

241Am硝酸溶液の豚皮膚組織への浸透; $$alpha$$線スペクトロメトリによる考察

栗原 治; Kim, E.*; 結城 政則*; 中田 章史*; 高島 良生*; 高田 実佐紀*

no journal, , 

豚皮組織片に241Am硝酸溶液を滴下・蒸発させた試料をシリコン半導体検出器で測定し、得られた$$alpha$$線スペクトルから核種の皮膚組織への浸透の状況を考察した。自己吸収のない電着線源と比べ、試料の$$alpha$$線スペクトルはピークの拡がりを示すとともに、試料の線源効率は数割減少した。この結果は、核種の皮膚組織への浸透には、上皮組織中への浸透と毛根への浸入の双方が関与していることを示しており、蛍光色素を滴下した試料の観察でもこれを裏付ける結果を得た。上皮組織中への核種の浸透は、$$alpha$$線スペクトルのシミュレーション計算により数$$mu$$m程度であると評価した。

口頭

臨界事故におけるスクリーニングのためのインジウム誘導放射能とサーベイメータ計数率の関係の評価

高田 千恵; 中川 貴博; 辻村 憲雄; 寺門 義則*

no journal, , 

臨界事故時に施設内の従事者等の被ばくの有無,レベルを即時に判断するためのスクリーニング検査として、対象者が着用していたインジウムの誘導放射能をサーベイメータで測定する方法がある。今回は、一般的なRI線源であるCf-252線源の照射実験とモンテカルロ計算によって、この誘導放射能とサーベイメータ計数値の関係を評価した結果を報告する。

口頭

グローブボックス作業における体幹部不均等及び末端部被ばくのデータ分析

中川 貴博; 高田 千恵; 辻村 憲雄; 山崎 巧; 樫村 慎也*

no journal, , 

MOX施設のグローブボックス作業に従事する作業者は、Am-241からの$$gamma$$線に対する防護のため鉛エプロンを着用する。このため、体幹部は不均等に被ばくするとともに、手部も体幹部に比して有意に高い被ばくを受ける。このような被ばく形態における、作業者の各部位の線量当量の関係等を作業工程ごとに分析した結果を報告する。

口頭

日本人ボクセルファントムによるCT診断時の線量評価システムの開発,1; 開発目的と全体計画

甲斐 倫明*; 小野 孝二*; 長谷川 隆幸*; 勝沼 泰*; 吉武 貴康*; 伴 信彦*; 高橋 史明; 佐藤 薫; 遠藤 章

no journal, , 

我が国におけるCT診断は増加傾向にあり、放射線防護の観点から、患者の被ばく線量を組織的に把握するシステムが求められている。現在、医療関係者の間では、欧州のグループにより開発された線量計算プログラムImPACTが広く利用されている。このプログラムは、ソフトウェアExcelを利用して線量を評価するが、従来の欧米人の体格に基づく数学人体模型MIRDファントムで解析した臓器線量を基本データとしている。そこで、日本人の医用画像に基づく精密なボクセルファントムを用いて臓器線量を解析し、その結果を利用する線量評価システムを開発するための研究プロジェクトWAZA-ARIを開始した。本プロジェクトの研究は大きく、(1)臓器線量計算のためのモンテカルロ計算コード整備,(2)CT機種の特性を反映した情報の線量計算への導入,(3)臓器線量のデータテーブル化,(4)簡易計算webサイトの開発の4項目からなる。この研究で開発されるwebサイトは、臨床現場の適切な診断の遂行の他、我が国におけるCT診断による健康影響の推定に貢献することが期待される。

口頭

閉凸空間によるデータ処理法を用いた中性子線量測定

橋本 周; Morev, M. N.*; 飯本 武志*; 小佐古 敏荘*

no journal, , 

複数検出器を使った汎用性のある中性子線量評価について報告する。複数検出器の出力比で構成されるベクトル空間中で、線量値の取り得る範囲は限定されることがわかっている。この手法について、特殊な比例計数管,個人線量計などを用いて実用化検証を行った。従来と同等の機器を使いながらも、従来に比べて、個別の中性子場に対応した線量評価値が得られることが示された。

口頭

空間放射線線量率上昇時の定量的弁別方法の検討

小沼 利光; 竹安 正則; 水谷 朋子; 武石 稔; 森澤 正人; 渡辺 一*; 菅井 将光*

no journal, , 

モニタリングポスト(MP)により連続測定されている空間放射線線量率は、地殻$$gamma$$線,空気中ラドン等の自然変動,医療用RI投与患者や非破壊検査等の人工的影響、さらに原子力施設からの気体廃棄物の放出等により変動する。東海再処理施設周辺での降雨等の上昇を除いた線量率の24時間移動平均の3$$sigma$$をしきい値として変動要因を定性的に評価する手法を導入している。今回、変動要因の詳細な推定にかかわる精度向上と、降雨時の線量上昇からの弁別手法を考慮し、線量率の変動を定量的に弁別する手法を検討した。

口頭

IMBAによる実効線量の計算

高橋 聖

no journal, , 

国際放射線防護委員会(ICRP)は、内部被ばく線量評価に使用されるモデルの一つである胃腸管モデルに代わるものとして、2006年に人消化管モデルを刊行した。この新しいモデルでは、人消化管を表すコンパートメントモデルの拡張,放射線に対する標的細胞として幹細胞が考慮される等の変更が加えられた。これらの変更により、消化管臓器線量の評価値は、従前のものより大きく変化すると考えられる。また、従来の内部被ばく線量評価コードでは、モデルが複雑化したことにより、人消化管モデルに対応した線量評価が困難になると予想される。こうした背景から、既存の内部被ばく線量評価コードの人消化管モデルへの適用性の検討が重要となる。本研究では、内部被ばく線量評価コードの一つであるIMBA(Integrated Modules for Bioassay Analysis)を用いて、人消化管モデルに対応した線量評価法の検討を行った。

口頭

小動物のラドン吸入試験設備の開発

石森 有; 光延 文裕*; 山岡 聖典*; 片岡 隆浩*; 迫田 晃弘*

no journal, , 

大規模な小動物試験を目的としたラドン吸入試験設備を開発したので、この基本的な性能について報告する。本設備では、マウス150匹規模で、同時に数段階のラドン濃度で吸入試験が可能である。

口頭

富士山頂における宇宙線観測; 雷活動による高エネルギー$$gamma$$線の寄与

鳥居 建男; 保田 浩志*; 矢島 千秋*; 杉田 武志*; 田辺 朝知子*; 木村 嘉尚*; 鴨川 仁*

no journal, , 

富士山頂において夏季雷活動に起因すると考えられる高エネルギー$$gamma$$線の変動が観測された。変動は最長約20分間続く緩やかな上昇であった。その特徴から、雷雲の高電界に起因して生成された逃走電子からの制動放射線と考えられた。これまで冬季雷活動時に観測された同様の事象は1分間程度と短かかったが、富士山近傍では制動放射線を発生させる高電界領域が長時間存在したことを示すものと考えられる。

口頭

表面汚染ガイドラインに関する論点と検討の概要

山本 英明

no journal, , 

管理区域からの物品の持出に対する管理は、物品の表面汚染密度に対して設定された基準値に基づいて行われている。約40年以上も前に設定されたこの基準値については、導出に際して採用された仮定の過剰な保守性や使われた放射線防護上の知見の古さを指摘せざるをえない。放射線防護標準化委員会では、放射線防護の最新の知見に基づき、表面汚染に関する防護のガイドラインの検討を進めている。本報告では、検討にあたっての論点,検討の状況と方向性等を説明する。標準化委員会では、標準化体系における放射線防護の重要な概念の一つである「リスクに応じた防護」を適用し、原子炉施設,研究開発施設,病院等の現場で持ち出されている物品の現実に柔軟に対応できるガイドラインとしてまとめることを検討している。検討にあたっては、実際の持出物品とその汚染の可能性の様態として、物品の種類,物量,持出頻度,持出後の扱われ方などのほか、表面の性状(固着性汚染,遊離性汚染等),物品内面の汚染,放射化等にも着目する。また、IAEAの輸送分野で検討されている核種ごとの表面汚染限度値の導入については、その議論に注意を払っていく。

20 件中 1件目~20件目を表示
  • 1